こんにちは、歯科衛生士の古屋です。
今回は、正しく咬むための食生活についてです。
正しく咬むためのポイントは5つあります!
① 「正しい姿勢を意識すること」
食事をしているときの姿勢を意識したことはありますか?
最近では、椅子に座ってテーブルで食事をする家庭が多くなっていますが、
大人と同じ椅子に座るため、
足がブラブラしてしまっている子どもが多いようです。
これでは咬むのに力が入りません。
足をしっかり下につけるために、踏み台を用意して下さい。
まずは正しい姿勢をつくるための環境作りを整えてあげることが大切です。
床に座っている場合は、
背筋がしっかり伸びているか見て確認して下さい。
ピシッとした正座がいいです。
② 「食卓から水やお茶をなくしましょう。」
水分をとりながら食べると咬まずに飲み込んでしまいます。
飲むのであれば食後にコップ1杯を心がけましょう!
③「前歯でかぶりつくこと」
前歯でかぶりつくことであごが発育し、
口の周りの筋肉が発育します。
一口で口にはいらない大きさの料理を出して、どんどんかぶりつかせましょう。
④「食材選びがポイント」
ただ“硬いもの”ではなく、
咬みごたえの良い野菜やお肉などの“繊維質”を食べましょう。
スイカやとうもろこし、のりを巻いた口より大きいおにぎりでも充分です。
⑤ 「食べることはリズムよく」
早食いやテレビを見ながらのダラダラ食べなどはしていませんか?
食事の時間は最低15分かけて、リズミカルに咬みましょう!
いかがでしたか?
普段の食生活の様子を振り返ってみて、
「正しく咬む」ことはできていますか?
今回の5つのポイントをしっかりおさえて今後の食生活に活かして下さい!
©Machida Mary Dental Office