こんにちは、歯科衛生士の古屋です。
今回は舌の癖から歯並びについてお話していきます。
突然ですが、肩の力は抜けていますか?
唇は、閉じていますか?
上の歯と下の歯は、軽く離れていますか?
舌の位置はどうですか?
舌を上に挙げて、上あごに軽くついてますか?
舌の先端は、上の前歯に触らずに、そのやや後ろくらいの上あごに位置していますか?
では、そのまま唾液を飲み込んでみてください。
その時、舌を前に突き出したり、歯と歯の間に挟んだりしていませんか?
舌は上あごにつけながら、少し後ろに引いて、唾液を喉まで送り出します。
(そのときに、歯は上下が軽くあたっても大丈夫です。)
これが正しい舌の位置です。
舌は正しい位置にないと、様々な障害が起こります。
上の前歯を押す癖の子は、上顎前突(上の歯が出っ歯の状態)になります。
下の前歯を押す子は下顎前突(下の歯が出た状態)になります。
上下の歯を押す子は、上下顎前突(上下の歯が出た状態)になります。
上下の歯の間に舌を挟む子は、開咬(口を閉じても上と下の前歯があたらない、隙間がある状態)になりやすいのです。
開咬は指しゃぶりによってもおこりますが、舌によってもおこるのです。
お子様の歯並びなどが気になれば、早めにご相談ください!
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