こんにちは。
今年は自分の治療の知識と技術を向上さる為に
毎月1回、土日でコースを受講しています。
先週末の内容は
①溶けてしまった歯槽骨を再生させせる『再生外科』、
②下がってしまった歯茎を移植手術によって元に戻す『根面被覆術』
でした。
座学と模型を使った実習です。
歯肉を開いて、歯の根っこにこびり付いている歯石や汚染物質をきれいに取り切って、
骨が溶けてしまって穴が開いている部分に再生材料と人工骨と人工膜を設置して
正確に縫合します。
再生外科は今までも行ってきましたが、
新しい考え方や手技を吸収できました。
『根面被覆術』
は歯肉が下がってしまって、
見た目の問題や、歯がしみる、歯根の虫歯のリスクが上がる、歯周病の進行が加速するなどの
問題が生じている場合、
歯肉の移植をすることで、下がった歯肉を元に戻す方法です。
移植する歯肉は上顎の内側から切り取ります。
下がった歯肉をカバーするのに十分な歯肉を取ってきたら、
専門的な切開を加えて
元々の歯肉の内側に切り取った歯肉を滑り込ませます。
滑り込ませたら、元々の歯肉を持ち上げるように
縫合します。
縫合後の写真は取り忘れました。。。
1本だけの歯肉が下がった歯には
移植と歯肉を上にずらす方法を併用することもあります。
新しい知識と技術を吸収し、
自分の治療に還元して参ります。
©Machida Mary Dental Office