こんにちは、歯科衛生士の中川です!
今回は【唾液検査】についてお話していきます
皆さんは自分のお口の中の環境をご存じですか??
前回、唾液に働きには個人差があることをお話をしましたが
同様にお口の中の環境にも個人差はあります
食生活ももちろんのこと、ストレスや元のお口の中の環境なども関係があります。
そこから、むし歯はむし歯でも何が原因で起こってしまったむし歯であるのか、
好きな食べ物や食生活でお口の中はpHが下がり酸性に傾きますが、今の自分のお口の中の酸性度はどの程度であるのか、
また、お口の中の炎症は出血となり出てきますが、唾液の中に含まれている白血球やたんぱく質から、
歯周病の状態に気づくことが出来ます。
そして、磨き残しや舌苔、親知らずなどがあるとお口の中の細菌の数が多くなり
アンモニアのにおいが発生し、それは口臭につながります。
またお口の中の状態を数値化することで理解ができるようになると前回のブログでもお話しましたが
今回、当院で導入した「シルハ(唾液検査)」では、
①歯の健康度
活発に働く虫歯菌がどれほどいるのか、自分のお口の中のpHの偏り、
唾液中の緩衝能の働き
②歯肉の健康度
唾液中の白血球の量やたんぱく質の量
③口腔清潔度
お口の中の細菌の量(アンモニア)
を調べることができます。
専用のお水で10秒間うがいをしていただくだけで5分後には結果が出るため
その日のうちに検査結果についてお話していきます!
調べられる内容はどれも「数値」にしなければ見えないものです。
数値にするからこそ気付けることがあります!
案外、不安に思っていることよりも安心している部分にリスクがあることもありますし、
不安に思う部分のリスクも数値化して目に見えるようにすることで
『リスクをコントロール』することが出来るようになります。
一番大事なことは
自分のお口の中の状態、今後も起こりうる「リスク」を自分自身で「把握」し
自分自身でも「コントロール」、「意識」をしていくこと です。
唾液検査をきっかけに、自分自身のお口の状態を把握するところからはじめてみませんか?
©Machida Mary Dental Office